はい、あんちかです。
秋田市中通、仲小路商店街にある食器のさかいだにおじゃましました。
今日はお話を仲小路振興会副会長の境田幸子さんにうかがいました。
去年6月からスタートした「巡り傘」。
仲小路商店街では雨が降った時に傘を借して、使用後に返却をして貰うように当初300本の傘を用意。
しかし残念なことに返却率が悪く、追加で300本作りました。それでも傘の数が少なくなってしまって・・・。
ということで24日にワークショップを開催。
今回のワークショップはビニール傘などにシールやマジックを使ってデザインして、これを巡り傘にするというもの。
ビニール傘は駅の忘れ物の傘を格安で譲ってもらい準備したそうです。
新しく傘を作るよりとてもリーズナブルだし、再利用できるし良い考えですね。
このワークショップには約40人が参加し思い思いのデザインの巡り傘を作りました。
そして巡り傘の合図として秋田杉で作ったストラップをつけます。
表には焼印で付けられた美大生がデザインした巡り傘のシンボルマークが。傘を私からあなたに巡り渡す意味を表しているそうです。
そして裏にはORコードの焼印が!
これをスマホで読み込むと、巡り傘の返却場所が表示されます。
これなら返却場所に悩むことがありませんね。
このワークショップから生まれた個性溢れる巡り傘は12月上旬からお目見えします。
境田さんは「この巡り傘がここ仲小路商店街だけではなく通り町やたくさんの秋田の街に広がって人と人の輪を広げて行きたい」といっていました。
これから雪の季節、巡り傘にお世話になる機会も多くなるかもしれません。
借りた巡り傘は次の人のためにきちんと返却お願いします。
そして更なる巡り傘の発展期待します!!